剪定と伐採の違いとは?

2021.12.23


皆様は、剪定と伐採の違いをご存知でしょうか?
どちらも樹木を切るという意味では同じなので、違いを正しく理解されている方は少ないかもしれません。
そこで今回は、剪定と伐採の違いについてご紹介いたします。

■剪定と伐採の違いとは?
○剪定
剪定の目的は、庭木や生垣の形を整えることです。
剪定を行うことで日の当たりを良くしたり、風通しを良くしたりすることができます。
きれいに保つだけでなく、庭木の健康を保つことができます。

○伐採
伐採は、不要な木を除去するのが目的です。
庭木や生垣の形を整える剪定とは異なり、木を根元から切ります。

■剪定と伐採の選び方
剪定と伐採のどちらを選択するかは、大きく生長した樹木を今後ずっと育てるかどうかによって変わります。
伸びてしまった枝を整えたり、見た目の美しさを保つなら「剪定」、庭で邪魔だったり不要な場合は根元から木を切る「伐採」を行いましょう。
目的に合わせて適正な方法を選ぶことが大切です。

■剪定・伐採の依頼は専門業者へ
自分で剪定・伐採をしようと考える方も多くいらっしゃるかと思います。
剪定も伐採も自分で行うことは可能ですが、専門業者に依頼することをおすすめいたします。

○剪定・伐採を専門業者に依頼するメリット
・安全
高さのある樹木の作業となると、作業中の落下やケガなどの危険が伴います。
また、伐採ではチェーンソーなど強力な刃物を使用するので、ケガをするリスクもあります。
そのため、専門の業者に依頼するほうが安心です。

・手間や労力が省ける
広い庭や敷地になると、かなり大変な作業になります。
また、剪定・伐採に必要な道具を自分で購入して揃えなければなりませんし、作業後のゴミの処理も自分で行う必要があります。
剪定・伐採は、予想以上に労力がかかるものです。
専門業者に頼めば、手間や労力を省くことができます。

・害虫に刺されるリスクを避けられる
剪定・伐採を行っていると、季節によっては虫に刺される事もあります。
適切な対処をしないと命に関わる危険な場合もあるので、自分の身を守るためにも専門業者に任せることをおすすめいたします。

■まとめ
今回は、剪定と伐採の違いについてご紹介いたしました。
剪定と伐採は似ているため、認識を誤っている方もいらっしゃいます。
意味を間違って理解したまま業者に依頼をしてしまい、取り返しのつかないことになるケースも考えられます。
剪定と伐採の違いを理解し、植木に関する正しい知識を身につけることが大切です。